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メゾン・ド・ヒミコ 

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犬童一心監督の前作の「ジョゼと虎と魚たち」同様、観終わったあといろいろ感じるところの多い映画でした。好きですね~、こういう映画。

ゲイだった父親は自分と母を捨て、母は苦労の末ガンで亡くなった。そんな父を恨んでいたサオリ(柴咲コウ)の前に、美青年(オダギリジョー)が現れ、父が死期が近いことを知らせに来る。美青年は父の愛人だった。

父はゲイの老人ホーム”メゾン・ド・ヒミコ”にいた。借金で困っていたサオリに、そこでアルバイトをしないかと青年は持ちかける。

メゾン・ド・ヒミコのゲイ老人たちの陽気なことよ。見た目はどうみてもジイサンなのに、なんなんだあの派手なヒラヒラのピンクや赤の服は。正直ちょっとたじろぎました(^^;
でも、主であるヒミコの美しいこと!あの立ち姿、毅然とした姿。言葉は少ないのにスゴイ存在感。田中泯という俳優(舞踏家)の凄さ。

サオリにとってまったく異次元の世界の人たちの生活、そしてはじめて知る彼らの心。そして父の気持ち・・・
圧巻だったのは、ホームのみんなで出かけたダンスホール!!
わっわっ!私の大好きだった尾崎紀世彦の「また逢う日まで」ではありませんか!!それもフルコーラス♪歌に合わせて、一斉に踊り出す♪ああ、尾崎紀世彦にもマイク持って登場して欲しかった~。
柴咲コウとオダギリジョーが手に手を取って楽しそうに踊る、踊る!さっきまで「オカマ!」とバカにされて泣いていた山崎さんも笑ってる!!山崎さん、とってもいい人なんです。映画とはまったく脈略のないシーンなのに、なんなんだこの心震える感動は(涙)
ああ、楽しそう、生きてるっていいな~!男だって女だって、なんだっていいじゃないか、自分の好きなように生きて、笑って暮らせたら幸せだよね!私の一番好きなシーンです♪

どの登場人物も心の中にいっぱい言いたいことがあるのに、それぞれがなんだか奥ゆかしくて歯がゆい。
田中泯の存在の美しさも、オダギリジョーの切ない演技もよかったけど、柴咲コウには参りました!仏頂面でぶっきらぼう、でも本当はとっても人情に熱い。そんな複雑な内面を素顔でさらけ出す彼女に圧倒されました。

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