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変身 

58

原作 東野圭吾。主演、玉木宏、蒼井優。
ある事件に巻き込まれ、頭に銃弾を受けた主人公は、世界初の脳移植手術に成功する。しかし、その後彼の性格が徐々に変わっていき、恋人だった女性まで愛せなくなってくる。いったい自分はどうなってしまうのか、いったい自分の脳は誰の脳なのか!?小説は主人公の恐怖と不安がぞくぞくするタッチで綴られてます。そして、人間の記憶が、いかに人格と人生を左右するものなのかを見せつけます。これは東野作品の中でも、かなり面白いサスペンス人間ドラマです。

映画のほうは、主人公の恐怖と不安よりも、恋人との関係が色濃く出てたような気がします。愛する人が変わっていく悲しさ。恋人の視点が軸になってたような気がしました。確かに小説は主人公の独白や心の葛藤が多く描かれているので、スクリーンでそれを表現するには限界があるのでしょう。う~ん、残念です。「欲望」をフランス映画で作ったらという話題が出ましたが、これも「マシニスト」風のハリウッド映画にしたらもっと面白く作れるのではないか、なんて思ってしまいました。なんとなく雰囲気がちゃちな感じに見えるのは予算の影響もあるかもしれませんね(とくに病院の描写と医者は酷かった)。と、余計なことも書いてしまいました(^^

玉木宏は見るからに優しそうでハンサムな男の子なので、事故に合うまでのおとなしくて引っ込み思案な主人公は、あまり魅力的ではなかった。それが、手術後、社会の不公平観や怠惰な人間への怒り、カッとしやすくなる人間に変貌する様子はなかなかよかった。

どうしても淡々と進む展開に、物足りなさを感じましたが、ラスト近くガラス越しに語る玉木宏と蒼井優は素晴らしかった!本とは違ったエンディングになってます。この映画は小説ファンの間ではかなり酷評されてたので、観にいくのを躊躇してたのですが、あのシーンを観ただけでも劇場に行った価値がありました。


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