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副王家の一族 

fukuouke
ブルボン王朝下、イタリアへの統一を目前に控えた19世紀半ばのシチリア。
かつてのスペイン副王の末裔(まつえい)である名門貴族ウツェダ家では、封建的な父ジャコモ(ランド・ブッツァンカ)と嫡男のコンサルヴォ(アレッサンドロ・プレツィオージ)が激しく対立していた。意のままに振る舞う父に、コンサルヴォは強い反発を覚えるが……。(公式サイトより)


イタリア統一の時代の貴族の崩壊を描いた「山猫」と同じようなテーマでしたが、
こちらはもっとドロドロした毒のある物語でした。
というか、かなり皮肉まじりな作品だと思いました。
名門貴族の名と財産を守るためなら手段を選ばない暴君の父親ジャコモ。
彼には彼なりの人生論があった。
人は”愛”によって生かされるのではなく、”憎悪”によって生への執念を燃やすのだと。
それがまた彼が受けた教育でもあったのですが。
そんな父親に反発して生きてきた息子コンサルヴォ。

ドラマ「華麗なる一族」にも例えられてるので、
どれだけ正義感のある息子かと思ってたら・・

父親の傍若無人な暴君ぶりとあまりの頑固さには呆れるばかり。
ここまでくると滑稽というほかない。
当時嫡男だけが重宝がられ、次男以下の扱いは酷かったことも改めて認識。
そして女性の立場が弱いところも。
こんな時代に女性が小説やドラマのように、
逆境に生き抜くなんて簡単なことじゃないんですよね。
やがてイタリアは統一される。
ラスト、コンサルヴォがつぶやく。
「イタリアは生まれ変わったけど、イタリア人は変わったんだろうか」


長男コンサルヴォを演じたアレッサンドロ・プレツィオージ。
18歳くらいから70歳くらいまで演じます。
骨太な役者さんで、正義感が強く野心家、ギラギラした雰囲気は存在感ありました。

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