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落下の王国 

落下の王国
ターセム監督作。
世界24カ国、13ヶ所の世界遺産が背景。撮影期間4年。
美しい石岡瑛子さんの衣装!
ものすごいスケールだけど、
ストーリーはある自殺願望の青年が、病院のベッドで5歳の少女に聞かせる作り話。
このギャップがすごいと思いました。
なんて贅沢な映画なんだーーー!って思わずにはいられません。

ときは1915年。映画のスタントマンのロイは落馬して大怪我をして入院。
半身不随となり、さらに恋人にもふられ生きる気力をなくしてる。
やはり怪我をして入院してる5歳の少女アレクサンドリア。
ふとしたことでアレクサンドリアはロイのベッドをたずねるようになる。
自殺願望のロイはアレクサンドリアを作り話で気を引き、
モルヒネを盗み出させようと仕組むのだったが・・・

rakkano oukoku
ロイの話す物語りにすっかり夢中になるアレクサンドリア。
悪の首領に立ち向かう5人の男たちの壮大なドラマ。
なぜか彼女の想像の世界では、登場人物がすべて病院にいる人になってるのが可笑しい。
その中のかっこいい青年は、アレクサンドリアの頭の中ではロイなのだ。事実二役。
そして悪役はロイの恋人をさらった恋敵。
彼らの行く先はどこもここも幻想的な土地ばかり☆
実際、世界遺産が背景になっているのですが、
その素晴らしい名所があくまで物語の背景として存在してるだけという扱いがすごい。

この映画の見所はまさにその美しい映像と、少女役の女の子!!
とくに可愛いわけでもなく、かなりぽっちゃりした太めの女の子。
さりげなく鼻をかいたり、のっそのっそ歩く姿も自然体、ロイの話も本当に真剣に聞いてる感じ。
監督は、物語と現実の世界の区別がはっきりつかめない年頃はどのくらいなのかを調べ、
その年頃の素人の少女たちの中から、素直で感受性の強いこの少女を選んだそう。
この作り話が、美しい映像とともに不思議なリアリティを生み出してるのは、
この少女の表情によるところが大きいと思う。
演技なのか、素なのか、とにかくこの女の子には笑わされ驚かされた。
そして作り話だった物語が、だんだん現実の世界とリンクしていく面白さ。

人間の想像力って、すごいと思う。
悲観してどんどん落ちることもできるし、何もないところから希望も持てる。
原題は「THE FALL」
想像のファンタジー、とても映画らしい映画だったなーと思います。

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