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おくりびと 

okuribito

プロのチェロ奏者だった大悟は、オーケストラの突然の解散によって失業。
妻と一緒に故郷の山形へ帰り、そこで彼が偶然出会ってしまった仕事が”納棺師”。
亡くなった人を棺に納めるために、その体を清め綺麗に身づくろいをして送り出してあげる仕事。

自分でもショッキングな仕事だったため、はじめは妻にも新しい仕事のことを告げられない。
でも、社長(山崎努)の仕事ぶりを見て、少しずつこの仕事に対する考え方が変わっていく。

なにより、納棺師の山崎務と本木雅弘がすばらしい!!
この映画はこの二人に尽きますね。
二人の間(ま)、とぼけた山崎(本当に上手い人だ!)に生真面目なもっくん。
絶妙のバランス。

そして俳優というのはすごいものだと改めて感心させられました。
彼らの納棺師としての、その所作の美しさは筆舌に尽くしがたい。

私は多くを語らない大悟に好感をもちました。
さらにこの映画を引き立てているのが、チェロです。
その音色は台詞以上の存在感です。

人は誰でも死ぬ。
どんな人生を送ったにしても、最期のときは心穏やかに見送りたい見送られたい。
納棺師の姿を通して、人の尊厳を考えさせる映画でした。

しかしそれだけではなかったんですよね。

山崎努が演じる男の、納棺師としてというのではなく、
人間の大きさ、己の仕事を全うする男のかっこいい姿がそこにありました。
どんな仕事もひたすら頑張ってみる。
はじめは文句を言いそうなお客様も、仕事のあとには「ありがとうございました」と
言ってくれる、そんなふうに働ける人はステキな人だと心から思いました。
大悟もそれを感じたから、何も言わずもくもくと仕事をこなしていったんだろうと思います。
それは人としてとても美しい姿でした。

私がこの映画で一番感動したのはそこの部分だったような気がします。

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