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この自由な世界で 

この自由な世界で

製作国イギリス/イタリア/ドイツ/スペイン、監督ケン・ローチ。
この映画に興味を持ったのは、それがきっかけでした。
ケン・ローチ監督の映画はそんなにたくさん観てないのですが、
昨年DVDで観た明日へのチケット(3人の監督によるオムニパス映画)の
この監督のお話が好きでした。イタリア人の会話も出てきたし。

「この自由な世界で」は、社会の闇に焦点を当てた重たい映画でした。

ロンドンで外国人相手の就職斡旋の人材派遣の仕事をするアンジー。
彼女は上司の嫌がらせでクビになり、自ら人材派遣の会社を立ち上げる。
なかなかのやり手だ。
彼女自身、子供を両親に預けその日の生計をたてるような貧しい暮らしぶり。
気の合う女友達と仕事を始めるが、斡旋した仕事先の給料不払いなどで自分も窮地に。
やがて自分自身が生きるため、アンジーはどんどん手を広げ、
ついに不法移民の人材派遣という闇の世界へと突き進んでしまう。

経済に行き詰った世界で、弱いものはさらに弱いものから搾取する。
さすがに良心の呵責に耐えられなくなった親友にも、
「これが自由というものよ」
「生きるためなのよ」
と、アンジーは悪びれない。

同情はするところもありつつ、話が進むにつれ、
そりゃないでしょーアンジー!!と思うとところも!!

しかし、このアンジーを演じる女優さんの力量なのか、
なぜかこのめげないパワフルなアンジーに魅力を感じてしまったのも事実。
何か立ち上げる人ってやっぱり普通とは違う。
いや、法に触れるようなことはダメだけど、この強さはちょっと圧倒された。
ただ無鉄砲で無慈悲な女として見せなかったのは、
女優さんの演技力とまっすぐな人柄、そして監督の手腕だったのか。

自由ってなんだろう。
お金がある人はどんどんお金をふやし、
ない人は落ちていくとこまで落ちていくこと?
(お金のある人は株を買占めてもいいの?)
現代の残酷な一面を見せ付けれる映画でした。
それはきっとロシアや東欧の移民の世界だけの話ではないと思う。





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