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フィクサー 

フィクサー


観る前に、登場人物の名前と人物関係だけでも掴んでおいた方がいいという情報を得て、 ざっくりとチェックして行きました。
フィクサー(事件のもみ消し専門の弁護士)の話ということで、 どちらかというと苦手な分野なので,覚悟してぜったい寝るもんか!と勇んで出かけました。 そこまでして観にいくのは、社会派ジョージ・クルーニーと,オスカーに輝いたティルダ・スウィントンが観たかったから。

面白かったです! ずしりと見応えありました。
そして、チェックしていって大正解でした!
いきなりある人物の、告白のような電話での会話から始まります。
これが誰なのか、わかってるとかなり映画に入りやすいです。

物語は、G・クルーニー演じる、もみ消し専門のしがない弁護士マイケル・クレイトンの数日を描いたもの。
原題は『マイケル・クレイトン』

大手農薬会社が多額の損害補償を求める薬害訴訟を起こされる。
その弁護を依頼されたのがマイケルの勤める事務所。
しかし和解成立の直前に、企業の許されざる事実を担当の弁護士(トム・ウィルキンソン)が掴んでしまって。。

クライアントである企業を守り、自分たちの事務所の発展と安泰につなげるか、 はたまた人のしての道を選ぶべきか。 ドラマ「ハゲタカ」にも似た男の葛藤が熱く描かれてます。

しかし、マイケルという男はプライベートでもたくさんの問題を抱え込んだ男。
多額の借金、離婚による10歳の息子の親権問題、病気の父のこと、 そしてなかなかトップに上がれない自分のキャリアのこと、 にっちもさっちもいかない45歳の男の姿が、ときおりリアルに描かれます。
そこへもってきてこの企業の訴訟と疑惑。 仲間の命までも絡んでる。
どうする!?マイケル?
その行方に固唾を呑んで見入ってしまいます。
このへんはサスペンスタッチ。

一方、農薬会社の法務部長であるキャリアウーマンのカレン(ティルダ・スウィントン)も心穏かではない。
和解成立を阻む動きに目を光らせ、会社と己のキャリアを死守すべく闘う。
原告との和解交渉でのプレゼンにも緊張を隠せない。 人前で凛とした佇まいで現れるカレンと、一人になったとき大きなプレッシャーに押しつぶされそうなカレン。 その二面性をあんなにリアリティをもって表現できるなんて・・・ 登場シーンはあまり多くなかったのですが、あの静かで強烈な演技が助演女優賞に繋がったのでしょう。

私がこれまで観たティルダ・スウィントンといえば、「コンスタンティン」や「ナルニア国物語」での 人間離れした妖精に近い存在。またそういう役柄がとてもよく似合う人です。
しかし今回気づいたこと。
一見ほっそりの彼女ですが、腰まわりやお腹についたお肉に、彼女も生身の40代の女性であることを知り、なんだか新鮮でした。



G・クルーニーとティルダの対峙するラストの場面はこの映画の緊張のクライマックス!
仕事と家庭、自分の将来、そして、人としての道、 その生き方がかっこいいかどうかはわからないけど、 多くのものを背負った中年男の葛藤を演じたG・クルーニーはうまかったですね~。
私は車の中で10歳の息子に語るシーンが好きです。。




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