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『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』リリー・フランキー著 

ちょっと前に話題になった本です。
リリー・フランキーの自叙伝というべきか。
TVでちょこちょこ見るリリーさんは、どちらかというといい加減でちょっとエッチな中年男という感じ。
そんなイメージからは想像もできないとても真面目な本でした。
もちろん彼流のユーモアも散りばめられてましたが。

1963年生まれとあるから今年で43歳になるんですね。
5年前にガンで亡くなったお母さんへの想いを綴った息子からのラブレターのような本でした。
リリーさんを大事に大事に育ててくれたお母さん。
4歳ころから母子二人で生きてきた環境ではあったとしても、

こんなに自分の母親を愛する人がいるんだろうか!!

というのが本を読み終えた直後の率直な感想です。
苦労の多いお母さんだったようですが、こんなに息子に愛されて、
なんて幸せなお母さんだったのでしょう。

泣けたのは、リリーさんが中学に入学したときのエピソード。
普段から夕飯をご馳走になったりなにかとお世話になってた同級生の家。
そのお父さんが入学のお祝いに、リリーさんに
自分の息子とおそろいの腕時計をプレゼントしてくれた。
息子の友達に息子と同じ時計をプレゼントするなんて、なんてカッコイイ大人なんだ!
大人になった今、リリーさんはその時のことを振り返って感動を新たにする。
よほど嬉しかったんだと思う。
その後、仕事上のお付き合いでたくさんの高級腕時計をいただいたそうだが、
その時プレゼントされた腕時計は、どの時計よりも大事にしているそうだ。
友人のお父さんの優しさとその気持ちを大切にしているリリーさんに泣けた。
そしてリリーさんが高校進学で親元を離れる時のくだりは、
まるで『北の国から』のジュンと父さんのようだった。

博多から東京へ出てきたリリーさんが感じた東京での生活と人間たち。
人間の本当の豊かさや幸せについて誠実に語るリリーさんに、彼の真面目な人間性を感じました。

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