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バベル 

バベル

「スパイダーマン」とは対照的に、見終えたあといろいろ考えてしまう映画でした。
全編かなり重たいです。しかし淡々とした話にもかかわらずかなり強烈な印象を受けました。
モロッコ、メキシコ、日本。つながりがなさそうなこの3国を平行して見せていきます。一見つながりがなさそうで、世界はこうしてつながってる。でもどの国も、そしてどの国の人も皆苦悩や不安を抱え生きている。誰もが誰かに伝えたいことがあるけど上手く伝わらない。それは国や文化の違いだったり、夫婦間親子間の溝だったり、うまく言葉で表せないことだったり。「バベル」というタイトルの上手さにうなってしまいます。

日本は菊地凛子さんのオスカーノミネートでかなりヒートアップしましたが、私はブラッド・ピットとメキシコの女優さんの上手さに感動しました。菊地凛子さんの屈折した高校生役は素晴らしかったです。でもあそこまで体をさらす必要があったのかなと思ったのも正直な感想。

■映画の中で好きだったシーンが2つ。【多少映画の内容に触れます】
・モロッコを旅行中、妻(ケイト・ブランシェット)が突然得体の知れない銃弾に倒れる。妻を必死に介抱する夫のブラッド・ピット。動けない妻がオシッコをしたいといって、それを手伝う夫。夫婦間の溝を埋めるための旅行だったのに旅行中会話も弾むことのない夫婦でした。でも、あのシーンの二人は本当にステキでした。

・妻の傷を手当するために現地の通訳の男性が自分の村に案内してくれます。やっと救助のヘリが迎えにきて村を去るとき、ブラッド・ピットがその通訳の男性にお礼にと財布からお金を出して渡そうとしたのですが、彼は何度も断り結局受け取りませんでした。台詞もなく、ふとよそ見してると見逃しそうなシーンですが、通訳の男性の優しさに涙が出てしまいました。たったそれだけのことに胸が熱くなるほど、この映画はけっこうキツかったです。

■問題になってる映画の中のクラブのシーン
映画の中盤あたりに渋谷のクラブのシーンがあります。
高校生の菊地凛子が友だちと遊びに行く場面。
確かに光のフラッシュは強烈でした。でもそれ以上にクラブ内で踊る若者を捉えるカメラが、光が反射する天井や壁を映したり、踊る若者たちをアップで捉えたり、そのカメラのめまぐるしさに「おお~、これはダンサー・イン・ザ・ダークの二の舞になるかもしれない!」と私は殺気を感じました。なのでそのシーンでは時々目を伏せてました。(ダンサー~では、揺れる画面に途中から吐き気に襲われ大変なことになりました)
動くカメラに弱い人は注意したほうがいいと思います。


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