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硫黄島からの手紙 

ioujima

1945年、硫黄島での闘いを日本側から描いたクリント・イーストウッドの作品。
アメリカ側から描いた「父親たちの星条旗」を観た時、
ぜひこちらも観なくてはと、使命感みたいなものを感じました。

5日で終わると言われた闘いを、36日間戦い抜いた日本軍の壮絶な生き様。
当時の日本の状況を、一人の若い兵士(二宮和也)の目線で追っていくような展開でした。
事実と状況を淡々と伝え、感情的に見せることも、あえて感動させる作りにもなってないところに
作り手の上手さを感じました。
そして「父親たち~」を見たとき、顔の見えなかった日本軍がこのように戦っていたのかという真実を知り、また先の映画でのシーンがリンクする場面があったりして、この2本立ての意味の深さを改めて感じることができました。

渡辺謙演じる栗林中将が苦笑いしながら、
「国と家族のために命をかけて戦いにきたけど、家族のために命が惜しいだなんて…」
という台詞にグサリときました。
これは日米どちらの兵士も同じ気持ちだったことでしょう。
負傷した米兵の母親の手紙に泣けました。

指揮官を演じる渡辺謙の圧倒的な存在感と目力がすばらしかったです。
一見頼りなさげに演じる二宮くんも、あるときは厳しく、そしてさりげなくその表情に悲しさを見せたりして、性格俳優の片鱗をうかがわせるものがありました。加瀬亮が役にはまってとても印象的です。

ただ個人的には「父親たちの星条旗」の方がよかった。
ある兵士の苦悩に焦点を絞った物語のほうが、心動かされたからだと思います。
でも、戦争を両面からとらえた監督の度量と世界観はすごい!と思います。
『アメリカの気持ち、日本の気持ち、同じ気持ち・・・』
パンフに書かれた文字がすべてを語ってると思います。


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