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父親たちの星条旗 

父親たちの星条旗


1945年、硫黄島での日米軍の壮絶な戦闘時にあった実話。
米軍が掲げた星条旗が、軍のみならず全米の人々の士気を高めることになる。後にその写真に写った軍人が帰国して国民の英雄として崇められるのだが、そこには真実が隠されていた。

戦争を描いたものを見るたびに、これだけの優秀な人間、仲間を愛する人間たちが、無残にも戦場で命を落としていったという事実に本当に無念さがこみ上げます。それは闘う国どちらを挙げても同じ。それもたった60年前の話。

そして今60年たって、こうして硫黄島での戦いがアメリカ側からと日本側から描かれる。それもアメリカの映画として。それぞれの国の多くの若者たちが命を落とした戦争。本作、次回作の予告を見ても、映画は彼らへの敬愛・慈愛に満ち溢れてる。60年前は殺すか殺されるの壮絶な戦いをした国どおしだったのに。そう思うとなんともやりきれないものを感じてしまいました。それだけ戦争は無意味なものなんだと映画は語ってるような気がします。

怖いのは戦争だけではない。彼らを利用する者たち、マスコミ、それに踊らされる国民。人間の弱さに愕然とします。

英雄として扱われる一方で、常にフラッシュバックする戦場での惨劇、死んでいった仲間の顔、顔。
自分は決して英雄じゃない!心で叫ぶライアン・フィリップとアダム・ビーチが辛くて辛くて。
銃弾が飛び交う戦場で何度も聞かれる「衛生兵!」「衛生兵!」の声。
戦後何年たっても、衛生兵(ライアン)の頭の中にはその声が響く・・・

ライアン・フィリップとアダム・ビーチが光ってました。


クリント・イーストウッド監督の探究心と寛大さに感服。
日本軍側から描かれた「硫黄島からの手紙」もぜひ見たいです。

コメント

こんばんは。

atsukoさんもご覧になったのですね。
たった60年少し前の事だなんて信じられなかったです。
世界の各地で戦争が続いている今、
過去の清算など出来ないと思うし、
戦争の痛みをもっと知らなくては、と思いました。
それにしても、
イーストウッドの偉大さを改めて感じる作品でした。

戦争ものを観るのは辛いけれど、
「硫黄島からの手紙」も観たいし、
今週から公開の「麦の穂をゆらす風」も気になっています。(^^

イーストウッドってすごい!

■Nakaさん
この映画、私は「ミスティック・リバー」「ミリオンダラー・ベイビー」より好きです。

軍服姿のアダム・ビーチに「ウィンド・トーカーズ」がだぶりました。
ただ、あちらの映画では彼のくったくのない笑顔がまぶしかったけど、
この映画での彼は苦悩、苦悩でしたね。
ライアン・フィリップは、圧倒的な存在感を見せる俳優ではないけど、
どの映画でもとても静かな輝きを見せる俳優だと思いました。クラッシュしかり。
ドクの戦場での悲しい目が忘れられません。

「麦の穂をゆらす風」ってキリアン・マーフィーのアイルランド映画かな?

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