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ゆれる 

yureru

面白かったとも違う、そう、すごい映画を観たな~というのが実感です。
固唾を呑んで画面に釘付け、緊張の2時間でした。
瞬きもできない、ただただ役者の微妙な表情の変化を見逃したくない、そんな思いで観てました。

地方で家業を継いで、父親と二人暮らしする実直な兄(香川照之)と、カメラマンとして東京で自由奔放に暮らす弟(オダギリジョー)。母親の1周忌で実家に帰った弟は、兄と、幼馴染の智恵子と3人で近くの渓谷へ行く。その渓谷のつり橋で事故がおきる。あれは事故だったのか、事件なのか・・・
事故をめぐって、兄弟はやがて法廷に立つことになる。

生き方はちがっても互いに兄弟の絆で結ばれていたはずのふたり。でも一歩心の奥に踏み込むと兄には誰にも見せてない感情があった。意外に知ってるようで知らないのが兄弟の仲なのかもしれません。男兄弟にありがちな二人の心情は本当にリアルでドキドキしました。
ふたりの兄弟の心は、事件をきっかけに疑心暗鬼になり、心に抱いてたものが音を立てて崩れていきます。そして真相がわかる度に、弟の心はいろんな思いでゆれていくのでした。
物語は事件の真相を探る形になってますが、一番の謎は二人の兄弟の心なのです。これは、ある面ちょっとしたホラーより怖いです。

香川照之とオダギリジョーの演技には舌を巻きました!
上手いです!お互いを探るシーンは物凄い緊張感でした。
香川照之の上手さは、すでに定評があります。今回も彼の演技に鳥肌が立つシーンがいくつかありました。そして、彼とがっちり向き合って静かな火花を散らすオダギリジョーの上手さにも驚きました。自然な演技なのに、尊敬、失望、不信、憎しみ、愛情、それらを少ない台詞と表情だけで表し、観てるものの心をつかみます。これほどの印象を与えるのは初めてではないでしょうか。きっと、二人ともこの映画を撮り終えたときはくたくたになったのではないか、そんなことを考えるほど魂が入ってました。

劇場は平日の昼でしたが、年齢層もバラバラでかなり混んでました。でも終わったときは、水を打ったような静けさ。とにかくやられたな~って感じです。




コメント

辛かったです

観てきました~~。
いまさらですが・・。
とにかく、辛い映画でした。
なにがって、そう、地方出身者には・・・。
智惠子さんの気持ち、わかります。
弟がなまじ成功してなければ、彼らの人生も変わったのでは。
どうしようもない弟に、堅実な兄のパターン。
智惠子も弟にゆれることもなかった?

オダジョーは兄役もできるのでは?なんて。。
ちょっと思ってしまいました。

兄役のオダジョー!

■kayamariyonさん

私もそれで見てみたいですね!
彼は不器用な男も演じられる人ですから。
しかし、主演ふたりの演技はすごかったですね。

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