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嫌われ松子の一生 

嫌われ松子の一生

予告編で観たかぎり、かなりとんでるし、お笑い系の人もたくさん出てるし、けっこうハチャメチャ映画なんだろうなと思ってました。が!実際観て、この映画にこんなに泣かされるとは思いませんでした。厳密に言えば、笑って泣いてですが。

中学教師だった松子が、修学旅行中の窃盗事件がきっかけで職を失い、そこからまさに転落の人生へまっしぐら。風俗嬢、ヒモの男を殺し刑務所暮らし、その後極道の女になり、・・・言葉で並べると、どうしようもないほど悲惨な人生 

なのに松子という女性は、とっても純で前向き。いつも歌を口ずさみ姿勢をただして歩いていく。男運がないといってしまえばそれまでだけど、確かに松子には愚かなところがいっぱい。なのに、彼女の気持ちに寄り添えるのは、松子が子どもの頃から心の中はいつも一人ぼっちだったから。男に辛くされても「ひとりぼっちよりまし」とつぶやく松子がとっても切なかった(涙)

話は悲惨なのに、テンポと映像はとことんポップで明るい中谷美紀の力によるところも大!
松子の心情に合わせて流れる音楽に思わず体がのってしまうほど(笑)

この映画は中谷美紀抜きでは絶対にあり得なかった作品だと思います!
中学教師から風俗嬢、果ては浮浪者同然肥満体のオバサンまで。
こんなとんでもない主人公に魂を込めて、観てる人に感動を与えるなんてすごい女優さんです。寂しがりやだけど、明るくて、どこか抜けていてどんな時もピュア!監督にはまったく褒めてもらえなかったそうですが、「あたなは素晴らしかったです!」と大きな拍手を送りたい

「下妻物語」の中島監督作品ということで、観客はほとんど若い人ばかりでした。でもこの映画は意外に中年世代にかなり受けるのでは?と私は思いました。
というのは主人公の松子さんは昭和23年生まれ。わたしよりお姉さんだけど、彼女の生きてきた時代の音楽がたくさん使われてること、また、当時のニュースが流れたりしてとっても懐かしい気持ちにさせられました。
幼い松子が父親とデパートのレストランではじめてパンケーキ(ホットケーキ)を食べるシーンでは、松子の感激が手に取るように伝わってきてじ~んとしてしまいました
音楽では松子が恋をしたときに流れた天地マリの『水色の恋』にはちょっと感動しました。あの歌ってこんなにステキな歌だったのね~ってあと、生きる希望を失った松子が何気なく見てたTVの光ゲンジの内海くんに急にお熱になるというのもかなりツボでした(私の知り合いでもいたから、内海くんにお熱だった人^^;)

一見かなり遊んでるような映画だけど、この映画さりげなく人生語ってます。バカだなあと思いつつ、一生懸命生きた松子に愛を感じてしまいます。
観たあとたくさん語りたくなる映画でした。



コメント

わぁ

atsukoさん、こんばんは。この作品、予告では何度も見たのですが、あの勢いに押されて(笑)ちょっと引いてしまい劇場で見る予定はなかったのですが、atsukoさんのレビュー読んでいましたらなんだか見たくなってきました!中谷美紀はストイックな女優さんのイメージがあります、彼女の魅力、確認してみたいものです。

中谷美紀

■なをさん
この映画の予告編、かなり派手でしたものね~~。
私もどんなもんかと思ったのですが、いい感じに裏切られたって感じです。

>中谷美紀はストイックな女優さんのイメージがあります
同感です!
華やかさは感じないけど、女優魂というか演技にかける情熱を感じます。
もう一回観たくなりましたよ(^^

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