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海を飛ぶ夢 

予告編のハビエル・バルデムの眼差しに惹かれて足を運びました。
海の事故で首から下が全身麻痺になったラモン・サンペドロが、尊厳死を遂げるまでの物語。彼は実在の人。26年間ベッドの生活を余儀なくされてるラモンの苦悩は想像以上のものだと思いますが、彼をとりまく人々、とくに優しい家族の姿に胸がいっぱいになりました。彼らはどんな思いでラモンを見つめていたのか…この映画で一番感動したのは、そう”家族”です。

ラモンの兄と兄嫁、甥っ子と実の父。ラモンが自ら死を望んでいることに、家族の思いはそれぞれでもラモンを愛する気持ちはみな同じ。
とくに、余計なことは語らずひたすらラモンを世話し、きっと彼の一番の理解者だったに違いない義姉には心打たれました。なんていい人なんだろう。
また、ラモンが口で書いた文章をパソコンで清書したり、車椅子の改造に手を貸してくれる高校生の甥っ子が可愛かった。きっと彼が生まれたときからラモンは寝たきりだったに違いない。若さゆえ、ラモンの言葉にカッときても、すぐ切り替えてラモンに尽くす叔父さん思いの優しい子!

ラモンをたずねてきた女性弁護士も忘れらない。彼女との淡い恋は切なすぎる…夢の中でラモンは彼女と海辺を歩き、優しく口づけをする。彼が窓から飛び出して、鳥のように山林を越え海を臨むショットは素晴らしかった~!その開放感にラモンの夢が重なり幸せを共感しました。

体の障害がすぐ尊厳死に結びつくとは思いません。ラモン自身が繰り返し言ってましたが、この映画での尊厳死はラモン自身の問題なのだと思います。「なぜみんなのように人生に満足できない?なぜ僕は死にたいんだ!」と泣く彼が悲しかった。

主人公を演じるハビエル・バルデムは予告編どおり素晴らしかった。
実年齢は35歳なのに、ちゃんと50代に見えるメイクも凄いし、なんといっても表情だけでユーモアを交えながら優しさや悲しみを感じさせる演技はすごい。温かい眼差しがステキな人です。
前半から鼻水出てきて困りました。
終わったらポケットティッシュ1個使ってた。新記録。

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