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キングダム・オブ・ヘブン 

嬉しいことに、初日限定の鑑賞券をいただいたので観てきました。巨匠リドリー・スコット監督作品。歴史に疎い私でもなんとかついていけました(^^;)
時は12世紀。聖地エルサレムを巡るイスラム教徒とキリスト教徒との争い。

一介の鍛冶屋職人だったバリアン(オーランド・ブルーム)は、十字軍の騎士だった父の意思を継いで聖地エルサレムに赴く。エルサレムの王に仕え、そこに天国の王国を築くことを誓う。それは、キリスト教徒とイスラム教徒が共存し、共に繁栄する世界。彼はそこで指揮官として成長していく。しかし、その夢は、身内の狂信的な騎士の野心と、バリアン自身のある選択のせいで、もろくも崩れていく。

敵対するサラセン帝国の王サラディンは、けして暴君ではなく、知的で人情もある人物だった。すべての宗教を受け入れ、共存を願うエルサレムの国王ポードワン4世(E・ノートン)との協調的な関係を考えると、闘いに流れていくのはとても歯がゆい展開でした。しかしそれが史実なんですね。

映画の中で、敵や味方関係なく何度も出てくるセリフ。
「神の御心のままに」「神のために」「神はお許しになる」…
人を殺すのも、闘いを仕掛けるのも神の御心。皮肉にも取れるほどの”神”の乱用。これは今の中東のテロ事件でもいつも思うのですが、果たして神はどこに存在するのでしょう。ちょっとやりきれない気持ちになりました。神の名の下に、人間はこれまでどれほどの醜い殺し合いをしてきたのか。これも一つのメッセージなのかなとも思いました。

未だに解決してないイスラエルとアラブの争い。
「エルサレムにどんな意味があるのか。」
バリアンの問いに対する、サラディンの言葉も印象的でした。
映画でご確認を。
主演のオーランド・ブルームはこれまでのレゴラスやパリスのイメージとは違って、かなり骨太な役で頑張ってたと思います。しかし、どこか優しさというか甘さ(雰囲気も演技も^^;)も感じられるのが残念。

脇役は光ってます!とくに全編仮面での登場の国王役のエドワード・ノートンの存在感は素晴らしい。全く顔は出ませんが、確かに声と立ち姿は彼でした。それと国王の顧問のジェレミー・アイアンズがとても渋くてよかったです!!(個人的には彼が一番よかった^^)
闘いの迫力は凄まじいものがありましたが、全体の印象としては地味な映画だと思います。しかし監督が伝えたかったメッセージは理解できたような気がします。

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