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赤いアモーレ (DVD) 

赤いアモーレ

またまたイタリア映画です。

名誉も地位もある、美しい妻のいる医者と、雑草のような女イタリア。
まったく住む世界が違うふたりなのに愛し合ってしまった。

男の身勝手、情けなさ、弱さ、ずるさにうんざりしながらも、なぜか引き込まれてしまった。
それはあまりにイタリアの存在が際立ってたから。
演じたのはペネロペ・クルス。
ここまで汚れ役を体を張って演じたペネロペ。
あっぱれです!!
ペネロペの映画でこんな気持ちになったのははじめて。
そのくらい彼女はこのイタリアになりきってました。
不幸な生い立ち、教養のなさが全身からあふれてる。
安っぽい服を身にまとい、美しくない化粧、歩き方まで品がない。
でも、男を愛し、最後は彼のマリア的存在になる人。

監督、主演はドイツ映画「マーサの幸せレシピ」で、
心優しいイタリア男を演じたセルジオ・カステリット。
好きな俳優さんなので、はじめはこの男を演じる彼にショック受けたけど・・・

不倫ものといってしまえばそうなのですが、すごいなって思ってしまいました。
うまく言えないけど、ドロドロなんだけど、
どこかすべてをろ過されたものを感じたからかもしれない。

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家の鍵  (DVD)  

ieno kagi

15年前、恋人が出産で死んでしまう。
そのショックで、そのとき生まれた子どもも見捨ててしまった主人公。
初めてわが子に会って動揺する。
息子は一人で歩くことも困難な障害のある子どもだった。

息子との対応に右往左往する若い父親ジャンニと、
障害はあっても明るく奔放で、たまに憎たらしいことも言ってしまう少年パオロ。
二人はお互いを受け入れることができるのか。
息子とまっすぐ向き合おうとする父親役のキム・ロッシ・スチュアート、
そして息子役の少年の名演技には目を見張るものがありました。

また障害のある娘を長く看護してる母親のシャーロット・ランプリングの、
クールな存在も光ってます。

とても重たいテーマの映画でした。
いつも不思議に思います。
イタリア映画にはこのような家族をテーマにしたり、
障害のある人との人間関係を描いたものが多くあります。
「輝ける青春」もそうでした。
けっして明るい映画ではありません。
”イタリア”と一言というと、そのイメージは明るくて能天気、
毎日食べることと、歌うことと恋することしか、考えてないように思われがちですが(わたしがか?^^)
映画はとても繊細で、とても深刻なものを描くものが多いのです。
あえて言うなら、家族のつながりを描くものが多いかもしれませんね。
しかも、描かれ方がリアル。でも、とても優しい。
イタリア映画の奥深さを感じてしまいます。

今回はじめてみたキム・ロッシ・スチュアート。
数少ないイタリアのイケメン俳優さん。
私はもっと若い人を想像してたのですが、
初めて会う息子にどう接していいのか困惑したり、突然涙を流したり、
とても繊細な演技をみせてくれる俳優さんでした。
この映画では苦悩する表情が多かったので、今度は笑顔の多い映画も観てみたいですね♪

キム・ロッシ・スチュアート
キム・ロッシ・スチュアート

ブロードウェイ・ミュージカル「コーラスライン」 

コーラスライン 2009


ブロードウェイミュージカル「コーラスライン」を見てきました。
映画ブロードウェイ♪ブロードウェイ  コーラスラインにかける夢を今年の1月に見て大感激☆
映画のあとに、このミュージカルが夏に来日することを知り、
なんとか観に行きたいと思ったところ、友人が先行予約で一緒にチケットをとってくれました。
感謝、感謝!
8月の公演なのに、3月のことでした!!

そして待ちに待った今日。
陣取った私たちのシートは前から15列目のほぼ中央☆
’85の映画も見直したけど、まったく同じシチュエーションで舞台は始まる。
1回目のオーディションのダンスシーンだ。
生のダンスと軽快な曲にワクワク♪

このミュージカルでの私がとくに好きな曲は、
主役のキャシーが歌うthe music and the mirror。
一面鏡の壁を背に、一人で歌いながら踊るキャシーのダンスが見所だ!!
さすがに歌もうまい!!
なんたってあれだけ踊って息を切らさず歌い続けるところがすごい!

ディアナが歌うwhat I did for love。
もし、ダンスができなくなったらどんな気持ちだ?の問いに、
生きてる意味がない!
自分たちにはなんの保障もない!
という仲間にディアナが語り、そして歌う。

昔はブロードウェイの外からこの世界にあこがれてた自分たち。
でも、今はこうしてその憧れのステージに立ってるんじゃないか。
自分たちがやってきたことに悔いがあるというの?
もし踊れなくなったとしたら、、、
今日の日に別れのキスをしよう。
そしてまた明日から歩いていこう。
自分の幸運を祈ろう。
生きてきた日々に悔いはないわ。
一つの愛を貫いてきたことに。
自分が愛したものに。

won't forget , can't regret
what I did for love
what I did for love・・・

この歌は何度聞いても胸が熱くなります。

そしてコーラスラインのメインテーマ「ONE」♪
これが流れるとワクワクしますね~~♪
ステージ衣装に着替えたダンサーたちが一同に並んで、帽子片手に歌い踊る♪
ダンサーたちの晴れ舞台だ!
会場からも思わず手拍子が起こる。

「コーラスライン」はダンサーたちのオーディションの一日を描いたミュージカル。
凝ったステージ衣装があるわけでもなく、大掛かりな舞台装置もありません。
オーディション会場だけで繰り広げらる人間ドラマ。
役者さんたちの歌やダンス、演技がすべてです。
そういう意味では、役者さんたちの力量がすべてのミュージカルでしょう。
今日ココに立ってる役者さんたちも、このようなオーディションで勝ちあがってきた人たちなんだろうな、
と思ってしまいました。



ただ、ちょっぴり期待はずれだったことがひとつ。
それは、ダンサーたち全員が映画のオーディションで受かったキャストではなかったこと。
せめて数人でも映画の中で役を勝ち取ったスターたちのキャスティングにしてほしかった・・・
とくにゲイで内気な青年ポール役は、映画の中のオーディションの彼が素晴らしかっただけに、
本当に残念。正直のところ、今日のポール役の人より数段すばらしかった。
あと、主役のキャシーの女優さん。
歌もダンスも素晴らしかったけど、なかなか体格のいい女優さんでちょっと圧倒された(^^;

でも、やっぱり生のブロードウェイミュージカルは素晴らしい!!
また、来日する機会があったらぜひまた観にいきたいミュージカルです。

YOUTUBEで紹介されてた2006年版の舞台。
映画「ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢 」 のメンバーたちによるコーラスラインがちょっと見られます。

コーラスライン’85
85年、映画「コーラスライン」


裸のマハ 

maha

BS放送のドラマティックバス、マドリード編を見て、スペインの画家ゴヤについて知りたくなり、
『宮廷画家ゴヤは見た』に引き続きこれを借りてみてみました。

しかし、この作品でもゴヤは主人公ではなかった・・
裸のマハ、着衣のマハの作者のゴヤ。
18世紀終わりから19世紀始めに活躍したスペイン王国の宮廷画家だ。

maha

maha


このモデルになった女性は誰なのか?というのがテーマかなと思いましたが、
映画はいまひとつでしたね~。
終わり方もちょっとちょっと中途半端。
モデルになったのは、宮廷の大臣の愛人であった公爵夫人とも、
もう一人の若い愛人であった女性(ペネロペ・クルス)とも言われてるようです。
が、映画を見てもはっきりとした真相はわからず。

ただ映画をみてへ~そうなんだ!と新たにわかったことは、
当時の絵の具には猛毒が含まれていたということ。
鮮やかな数々の色は、死と隣りあわせの存在だったというのは、
それだけでもかなりスリリング。

当時は、女性の裸を描くことは、
宗教的にご法度だったようで、ゴヤは裸のマハを描いたあと、
あわてて着衣のマハを描いたとの説もありなかなか面白い。
結局、彼は「裸のマハ」を描いたことで、スペインからフランスに追い出されてしまい、
そのままフランスで亡くなるみたいです。
でも映画ではそこまでは描かれていません。
あくまでもモデルとなった女性たちの愛憎と、
公爵夫人の死の真相をめぐるサスペンス仕立て。
マハというのは女性の名前ではなく、若い女性という意味とか?

ゴヤ役の俳優さんは、なかなか存在感がある人で、
(ふとしたまなざしが北村一樹にそっくり!)、
彼の活躍をもっと見たかったです。

ペネロペ・クルスは裸足で踊る姿は本当に美しいし、
ふとしたまなざしにはっとさせられました。
いかにも魔性の女って感じで。

映画はいまいちだったけど一つ収穫♪
公爵夫人を演じたイタリアの女優さんアイタナ・サンチェス=ギヨン。
「ぼくは怖くない」というイタリア映画に出てるそうで、
調べたら、この映画の評判がとてもいいんです。
今度見てみようと思いました!!

宮廷画家ゴヤは見た 

ゴヤ

時は18世紀末、スペイン国王カルロス4世の宮廷画家に任命されたフランシスコ・デ・ゴヤ。画家として最高の地位に登り詰めながらも、常に現実の社会と向き合い、人間の真実を見つめ続けた画家。1792年、ゴヤは2枚の肖像画に取り掛かっていた。1枚は裕福な商人の娘で天使のように純真な魅力にあふれた少女イネス。もう1枚は威厳に満ちたロレンソ神父。そんな中、カトリック教会では、ロレンソの提案で、形骸化していた異端審問の強化が図られていた。そしてある日、イネスは居酒屋で豚肉を嫌ったことからユダヤ教徒の疑いありとして審問所への出頭を命じられてしまう。(all cinema より)

タイトルからするとゴヤ(ステラン・スカルスガルド)が主人公かと思いましたが、
彼はあくまでもこの物語の傍観者に過ぎません。
神父ロレンソの欲望に、人生を狂わせられてしまった少女イネスの運命が、
ただただ哀れで見るに耐えないお話でした。

ロレンソ演じるハビエル・バルデムが本当にいやらしく卑劣で、吐き気がするほど。
それを演じるハビエルのすごさを称えるべきでしょうが。
そして、異端審問にかけられる前の美少女イネスから、
15年後、開放されたイネスを演じきったナタリー・ポートマンには度肝を抜きました!!
すごい女優さんになったんだな~~。
彼女は二人のイネスを演じ分けたほか、
娼婦となったイネスの娘も演じてます。
可憐な少女から、気のふれた女、そして気高い娼婦。。。
ナタリー・ポートマンの鬼気迫る演技に釘付けでした。


あとから「アマデウス」の監督作品と知り、深く納得!!
役者の力も大きいと思いますが、
人間の心理に迫った素晴らしい作品でした。
劇場で観たかったな~。

セントアンナの奇跡 

セントアンナ

160分の長編です。
しかし、ぜんぜん中だるみはしませんでした。
第2次世界大戦の終戦間際、イタリア、トスカーナ地方で実際にあった
セントアンナの虐殺という事件を背景に描かれた作品。

当時、実在したアメリカ軍の黒人だけの歩兵部隊バッファロー・ソルジャー。
彼らはイタリア最前線に送り込まれる。
敗戦色色濃くなったムッソリーニ政権のイタリアを占領しようと、
ナチスの手があちこちに迫っていた時代。
ドイツ軍の奇襲攻撃から逃れた4人の黒人兵士は軍からはぐれてしまう。
そこで出会う小さな少年。
少年はナチスの行った大虐殺の生き残りだった。

怪我をした少年が、生まれて初めて大きな黒人を見ていったイタリア語の台詞、
”グランデ・ショコラータ”
この台詞が可愛くて。。
この少年がまるで妖精のように不思議な空気を醸し出してます。


少年と黒人兵士の友情。
アメリカ軍における黒人差別。
アメリカとドイツ軍の戦い。
イタリアのパルチザン(ナチへの反乱軍)の中での裏切り。
そして、こんな状況に起こる数々の奇跡。

映画の長さにあわせるように内容も盛りだくさんでしたが、
少年と兵士たちのゆくえに目が離せませんでした。
それにしても、アメリカ軍やアメリカ市民の黒人への偏見と差別には驚くばかりです。

イタリア人には黒人差別という意識は存在しなかったそうで。
『自分たちはアメリカのために戦ってるのに、軍にいるより、
こうしてイタリア人の中に居るときのほうが自分自身になれる。自由でいられる。』

黒人兵士の言葉が心に残ります。


台詞は英語、イタリア語、ドイツ語。
黒人兵士の中にイタリア語に通じる兵士がいたり、
彼らをかくまってくれたイタリア人家族に英語を話せる女性がいたり。
でもほとんどが英語を話せないイタリア人。
イタリア語が話せないアメリカ人。
少年と体をタップしてコミュニケーションを図るシーンも印象的。
英語が話せない父親が、イタリア語と英語を混ぜて「Io go!」(行こう)
などといって、アメリカ兵に「おお、英語話してるぜ」なんていわれるシーンは楽しかった。

戦闘シーンはかなりリアルで、R15の所以はそこでしょう。
でも戦争の残酷さ人種差別と、人間の暗い面ばかりに目が行きそうなお話しを、
少年を通してファンタジーなつくりにしてるところが救いかなと思います。
多少話しが出来すぎであっても。



セントアンナの虐殺があったのが、1944年8月12日。
映画を見たのは2009年8月12日。
ちょうど65年前の今日だったのか・・・。
パンフを見ながらしみじみしてしまいました。
イタリア語を通じて知り合った友人との映画鑑賞でした。




ジャズライブ at お寿司屋さん 

友人の古い友がやってるお寿司屋さんのジャズライブ。
2回目の訪問です♪

店内は30人そこそこのお寿司屋さん。
マイクの調子が悪いと、お寿司にぎってたご主人がカウンターから出てきて、
マイク調整をするという可笑しさ。
店内のライトを少し落とすため、
シェード代わりに巻かれてる紙はお店のメニュー。
まるで学園祭のノリで、
妙にアンマッチな感じが楽しいです♪


今回のアーティストは阿佐ヶ谷のライブハウスで活動中の女性トリオ。
ピアノ、ベース、ドラム。
女性トリオジャズって珍しいのでは。
皆さん30代前後って感じでした。
でも演奏曲は、スタンダードジャズが中心。
アラフィフ、アラカンの客層に合わせたのかな?(笑)
あとから聞いたら、スタンダード好きなんですよって。

途中、さらにボーカルの女性が加わっての演奏。
このボーカルが低音のハスキーヴォイスで、聞きほれてしまいました♪

稲葉社子さんとおっしゃる方で、都内を中心に活動中とか。
ご挨拶がまた楽しくて。
「え~、わたしの名前、社子と書いて”たかこ”といいます。
お寿司やさんにちなんで、”しゃこ”だったらいいんですけど」

ミスティ、スターダスト、ナイト&デイ、シャレード、キャラバン・・・
どれも聞いたことのあるジャズの定番ですが、
社子さんのステキな声とピアノの音色にうっとりでした。
となりに座ってた友人の知り合いの男性が、
「恋のゆくえって映画、知ってますか?」と私に聞いてきた。
「え~~っと、ひょっとしてファビュラス・ベイカー・ボーイズ?」
「そうそう!」
「あの映画のミッシェル・ファイファーを思い出しましたよ」って♪

ああ、言われてみれば!
歌と雰囲気が。

ライブのあと、演奏者の方たちと少しお話できたとき、
そのこと社子さんに言ったら、

「うわ~~、照れます~~!!
でも、私もあの映画大好きなんですよー」って。
「でもあまりおだてないでくださいよー。
アップライトのピアノの上で歌っちゃいますよ」(爆)
(それじゃサーカスになっちゃうよ)

ミッシェル・ファイファーがジェフ・ブリッジスが弾くピアノの上で、
寝そべってセクシーに歌うシーンがあるんですよ~!!
なんかリクエストすればよかったな~。

お寿司に、美味しいお酒、
懐かしい映画音楽談義に花が咲いて☆
こういう時間を持てると、また明日もがんばろって思える。
次回はどんなジャズを聞かせてもらえるのかな?

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