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グラン・トリノ 

gr t

先週の金曜日。
近所のシネコンのタイムスケジュールを見たら、その日が最終日というのを知り、
午後の仕事の前にあわてて観に行きました。

イーストウッド映画ということで、きっと観終えたあと重いんだろうと勝手に想像してましたが、
まさか、まさか!!こんなにいい映画だったとは。
適度にユーモアもちりばめられて、本当に素晴らしい映画でした☆

ネタバレあり

お葬式ではじまりお葬式で終わる映画でした。。。

妻に先立たれ一人暮らしになってしまった老人ウォルト(イーストウッド)
頑固で差別主義で偏屈なおじいさん。
心配する二人の息子にもいやみばかりを言って困らせてしまう可愛くないじいさんだ。
愛するものは老犬とビンテージの車グラントリノだけ。


そんなとき、隣に引っ越してきたアジア系の家族とふとしたことで交流が生まれる。
その家族に知らず知らず心を開いていく主人公。
このへんの過程が絶妙~!(笑)

そして、ある事件が起こる。
隣の姉弟を守るためにその老人がとった最後の行動!!
そのラストシーンに、いろんな想いがこみ上げて涙があふれました。

クリント・イーストウッド!!
すごい、すごいと思ってたけど、なんて人なんだ~~!



もと軍人だった老人は、遠い昔自分が戦争で犯した罪にずーーと苛まれてきた。
亡くなった妻の口癖と遺言は「教会に懺悔しにいってください」。
夫の心の中のわだかまりをなんとかしてあげたいと思ってたに違いない。
わかってはいても、その想いをどうやっても振り切ることができなかった老人。
妻亡き後、彼のもとへまめに通ってくる若い神父さんもよかったな~~。


隣の姉弟を救うため、彼がとった行動は自分の命と引き換えに彼らを救うこと。
めちゃめちゃ衝撃的でした!!
でも、これこそが彼の懺悔だったのだ、ああ、これで彼は救われたんだー。
そう思うと、不器用な彼の精一杯の愛情に、本当に胸がいっぱいになりました。。。

ハッピーエンドではないけど、ハッピーエンド。
ここ数年のイーストウッド作品と違って、観終えたあと、なんだかとても暖かい気持ちになりました。
映画の根底にある人間の残酷さみたいなものは感じましたが、
それをさりげなく静かに訴えてるイーストウッドのちから。


それにしてもクリント・イーストウッドの歳はとっても変わらない見事な男っぷり!!
銃を構える彼の迫力には、度肝を抜きました。
あの圧倒的な存在感!!
そして、怒りとどうすることもできない自分に流したひとすじの涙・・・
監督としても役者としても、彼の代表作になるにちがいありません。



*最後に、映画を見終えて”いい男”の条件をしみじみ考えてしまいました。
  ・仕事ができること。よく働くこと。
  ・美味しいものに目がないこと。
  ・自分の妻を世界で一番の女性と信じてること。

ウォルトは憎たらしいけど、本当にカッコいいすてきなおじいさんでした。



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ザ・スピリット (試写会) 

the spirit

『300 スリーハンドレッド』『シン・シティ』のフランク・ミラー監督。 
アメコミの実写版映画。
死から甦り、愛する街を守るため悪と闘う謎の男スピリット。
ダークな街、目だけ隠したマスクと黒尽くめの姿。
雰囲気はバットマンみたい。
違うところは、色男ゆえ女性にモテモテで惚れっぽいところ。
さらにあまり強そうにみえないところ。

そして彼には、高校生のころの恋人との苦い過去がある。
今まさに向き合ってる敵の影に、かつて恋人の存在を知り心が騒ぐ。

この恋人役が「ゴーストライダー」のエヴァ・メンデス。
あの映画でもゴーストライダーが高校生のときの恋人役だったけど、
似た女の子を使った回想シーンはあの映画みたい。
妖艶でグラマラスなエヴァ・メンデスは、
つくづくアメコミ映画に似合う人だなーと思った。

根っこにあるのは二人のラブストーリーだけど、全編とにかく漫画!
CGを駆使した映像はモノトーンのタッチで、その中で鮮やかに映される赤!!
スピリットの赤いネクタイなんか、にくいくらいカッコいい。

ゾンビのような強敵オクトパスがサミュエル・L・ジャクソン。
このオクトパスとスピリットの死闘がめちゃめちゃすごくて。。。
サミュエル・ジャクソンがもう勘弁してください!というくらい、気持ち悪い~~~。
はっきりいって、壊れちゃってますサミュエルさん。
よくやったな~とは思いますが。

エヴァはじめ女優さんが美しい人ばかり!!
スカーレット・ヨハンセンも出ています。

スピリットが飼ってるらしいネコも、このダークな街に効果的に登場。
いちいちネコに反応する自分(笑)

マスクを一度もはずすことのなかったスピリットを演じるガブリエル・マクト。
なかなかのイケメン。
マスクをはずさなかったからか。
かなりグロいシーンもあり、話もまあまあだけど、
美しい女優さんを堪能するもよし、アメコミの世界に浸るもよし。
リアリティのない世界を楽しめました。


バンコック・デンジャラス 

bd

正直のところ、ポスターや映画のシーンのいつくかの写真を見たとき、
今までのニコラス映画より期待度はやや低かったです。
地味なタイ映画のリメイクであること、
どうもあのとってつけた長髪も気になるし 。

なのでほとんど予備知識無しで観に行ったけど、それが正解でした!
贔屓目ではあるかもしれませんが、なかなか面白かったです。
でも、一般の女性向の映画ではないかもな~。

相変わらず映画の感想というより、
ニコラスよりの映画感想になってますのであしからず (笑)

一匹狼の殺し屋稼業のストイックな男の物語と申しましょうか
自分で自分に4つのルールを決め、日陰の人生を送ってきた男。
プラハの仕事のあと、タイでの4つの仕事を終わらせたら
この世界から身を引くつもりだった。
ところがタイという国の不思議な躍動感と開放感が彼を変えさせてしまうのか、
これまで彼がとるはずのない行動をとらせてしまう。
その一つ外れた歯車がついには彼の人生をも変えてしまい・・・

ニコラスのあの心地よい声のモノローグで始まります。
ここでグッと映画に引き込まれるんですよーーーーー!
は~、なんていい声

そして場面はプラハからいきなりタイに変わる。
弟子との訓練のときや普段着のヨレヨレのジャージ姿、
タイで知り合った口の利けない女の子とのデートでのいかさないスーツ、
ちょっとババッチそうなあの長髪(笑)
と、突っ込みどころはあるものの、仕事を決めるときはかっこいい!

bd2

久しぶりに二丁拳銃も見られたし、
この映画のために鍛えたであろう上腕のすごさにも驚いた。
舞台がタイということ、余計な口はきかない殺し屋であるということ、
好意を寄せた女性が口がきけないということ、
などなどからニコラスの台詞はかなり少ないです。
タイの風景はちょっと新鮮でした。

香港映画のフィルムノワール、ジョン・ウーの『男たちの挽歌』に近いニオイのする映画かな。
まあ、ニコラスの持つちょっとマヌケで生真面目そうなキャラクターが、
見てて恥ずかしくなるような場面がありましたが
どちらにしても男くさい映画ですね~。

パンフやその前の日に買ったインタビュー本にもありましたが、
常に新しい映画に臨むとき、何か今までの自分じゃない自分を引き出したいというニコラス。
それは役柄だけでなく、監督や映画の撮影の国だったり。
今回は香港の双子の監督とタイでの撮影。
アジアの俳優たちとの絡みも出演者にとってはかなり新鮮だったのではないでしょうか。
一時は俳優やめたいなんて噂もあったけど、
まだまだチャレンジャーでい続けるニコラスはすごいな~と思ったのでありました。



ザ・バンク 堕ちた巨像 

the bank

GWの始まりに見た映画。


クライヴ・オーウェン  ナオミ・ワッツ

テロや紛争につけこんでひたすら利益をむさぼるドイツの国際メガバンク。
その銀行の不正と陰謀を暴こうと、捜査に乗り出すのが、
インターポールのクライブ・オーウェンと検事のナオミ・ワッツ。

しかし、ふたりが証拠を掴んだと思うと、なぜか消されてしまう証人。
また捜査をはばむ目に見えない敵。
そこには政治や司法の力も絡んでて。。。
ざっくりしたあらすじはわかるけど、銀行のトップや、
その銀行と取引する売人たちの顔や関係がいまいち掴みづらし。
舞台もドイツ、イタリア、トルコ、ニューヨーク・・・と変わる。

でも強烈だったのはニューヨーク・グッゲンハイム美術館での銃撃戦!!!
(概観は本物、中はセットらしいのですが)
これはひさびさに手に汗握るすばらしいものでした。
メガバンクが雇ったスナイパーを追跡して、たどり着いたのがこの美術館。

やっと追い詰めたと思ったとたん、スナイパー自身の命が何者かに狙われ、
なぜか<スナイパー&クライブ vs 殺し屋集団> という図式になってしまう。
これがもう、もう、もう!!
敵だったはずの相手がなぜか仲間になり、暗黙のうちに協力して戦うふたり。
ちょっと「明日に向かって撃て」のブッチとサンダンスを彷彿させるような(^^;
斬新な美術館の作り、天窓に向かってらせん状に続く白い階段。
その中で繰り広げられる迫力と緊張の銃撃戦。
これを見れただけでもこの映画を見てよかったとしよう(笑)

要するにこの結末は、敵は敵のみにあらずというよくあるパターンなわけで。
果たしてクライブ・オーウェンはメガバンクを暴くことができるのか!

痛快とはいかなけど、かなり男くさくて渋い映画でした。
クライブ・オーウェン、渋いです。
ナオミ・ワッツも硬派な捜査官にはまってます。
ロマンスの味付けは皆無ですから。
その徹底振りが潔くていい☆


ENGLISH JOURNAL 6月号 

e j

御茶ノ水で本屋さんに立ち寄り、お目当ての本を買って帰る途中 、
出口のあたりの本棚をながめていたらこれが目に入りました!!

すぐ出てこなくてよかった~~~♪

「バンコック・デンジャラス」の撮影時のインタビューがCD付きで入ってます。
ちなみに英語学習教材なので、インタビューのあとにクエスチョンがあります 。
ニコラスが今回の役で一番気に入ってるところはどこでしょう。とか(笑)
さらに、発音練習も!
ニコラス・ケイジのように胸に声を響かせて発音してみよう!ですって

イタリア映画祭2009 

italia 映画祭


今年もイタリア映画祭に行ってきました。
二日間で4本。
チケットは前売りで買いました。
ネットで映画のざっくりとした解説だけで選びました。
さて、その結果は。。。




■見渡すかぎり人生・・・◎

見渡す限り人生


大学を優秀な成績で卒業したものの、なかなか就職にありつけないマルタ。
ベビーシッターのアルバイト、コールセンターの派遣社員などの仕事を通して、
成長していく彼女の姿と取り巻く人との関係が、イタリアらしくちょっと大げさに描かれてます。
このテーマは日本にも共通するものだと思います。

これは面白かったです!!
コールセンターのいかがわしい仕事の実態に驚きながらも、
(日本だってきっと似たり寄ったりだろうと、一緒に見た友人の言葉)
あくまで客観的に社内を見つめるマルタ。
さらに彼女の会話センスや手際のいい仕事ぶりに感心しきり。
マルタはできる人だな~~~と。
コールセンターの女性上司、ベビーシッター先のちょっとオバカな母親、
労働組合の男性、などなど、どの人もかなり極端に描かれているけど、
すごく人間らしくて、その陰にある弱さなども興味深かったです。
女優さんたちがすごくよかったです!!
エンディングもホロッとさせて、鑑賞後のほっこリ感は◎


■プッチーニと娘・・・△
う~~ん、これは事前勉強が必要だったかも。
1時間ちょっとの短編なのですが、説明がない、台詞が極端に少ない、
映像と音楽、そして手紙文によって進められる展開にちょっとついていけなかった・・・
ジャコモ・プッチーニのメイドが自殺した事件を、
監督なりの解釈で作り上げた作品。
映像が美しかっただけに、もっと事前準備しておけばよかったとちょっと後悔。


■運命に逆らったシチリアの少女 ・・・ ◎

運命に逆らったシチリアの少女

1980年代に実際にあった事件をもとにした映画。
シチリアの街で人望もあった父と兄が、マフィアに殺され、
その復讐に立ち上がった少女リタの物語。

全編重いです!!
でも、見応えありました。
場面場面はまるで「ゴッドファザー」のようでもあり、展開は「レオン」のようでもあり。
ただあまりにリアルなだけに、それらの映画のようなエンターテイメントさは感じません。

固唾を呑んで画面に釘付け。
しかし、マフィアに立ち向かうということは、シチリアでは孤立することを意味し、
多くの犠牲を払うことになってしまう。
リタの心情を思うと本当に辛い・・・
彼女を支えてくれたローマの検事の存在は大きかったが、彼にとっても危険が迫るわけで。
この検事さん役の俳優さんだけ見たことありました。
「コーラス」の先生のジェラール・ジュニョ。
フランスの俳優さんですよね。

すごく重かったけど、運命に逆らって生き抜いたリタの強さに圧倒された1本でした。

イタリア映画祭のポスターはこの映画のポスターです。



■ソネタウラ ”樹の音”の物語・・・△
2時間40分の大作。
期待してました。
解説を読んだとき、もっとファンタジックなお話かと思ってたので。
だいたい主人公が”樹の音”を表すソネタウラというあだ名があったなんて、出てきたかな?
すっかり”樹の音”にだまされてしまった(^^;

サルデーニャ島で人生を翻弄された少年の物語。
方言がきつい島なのでしょうか。
イタリア映画なのに、イタリア語と日本語の字幕付き。
島といってもサルデーニャは山岳地帯だそうで、
これを見る限り、行ってみたいイタリアというイメージは湧かず(^^;


あとからいろいろレビューを見ると、あれも見たかったな、これも見たかったなと。
また来年に期待します

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