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ダウト ~あるカトリック学校で~  

doubt

主な出演者は4人だけ。
その4人が本年度アカデミー賞にノミネートされてます。

主演女優賞:メリル・ストリープ
助演男優賞:フィリップ・シーモア・ホフマン
助演女優賞:エイミー・アダムス/ヴィオラ・デイヴィス

1964年。ちょうどケネディ大統領が暗殺された時代です。
敬虔なミッションスクールで繰り広げられる人間ドラマ。
もともとは舞台劇なんですね。

規律を重んじ、厳格で保守的な校長メリル・ストリープと、
子どもたちにも人気があり自由な思想を持つ学校の神父P・シーモア・ホフマン。
そこへ黒人の少年と神父の間に不適切な関係があるのでは?という噂が立つ。
噂は疑惑となり、校長ストリープは疑惑の鬼と化していく。

いや~~、メリル・ストリープの怖さ、いやらしさといったら!!
メリル・ストリープはやっぱりマンマミーアよりこういう役がはまります。
そして疑いを持たれる一見人間味ありそうな神父ホフマンも、
演じるのが彼だけに、何かがありそうな含みのある人間を好演。

しかし、この映画は疑惑はあくまでも疑惑のまま進んでいき、
真相やそれぞれの心情は見る側に任されています。
なので、ここで私の感想を述べるのもはばかれる訳で・・・
正直映画終わったあと、一人であれこれ考えてしまいました。
でも、人の心の葛藤をこのような形にして見せてくれるなんて、
見ごたえのある映画であることは間違いありません。

疑心暗鬼といいますが、疑いが疑いを呼び起こし、
それによって人間がとる行動は恐ろしいものです。
神の元に仕える立場の人間が、
「悪のためなら、ときには神にそむくことがあってもしかたがないのだ」
もうこれは屁理屈の域を超えてますよね。
戦争もこうやって繰り返されるんだよな~とふと思ってしまいました。

アメリカの60年代は、いろんな既成概念が打ち破られてきたころとあります。
ひとつの事柄も多面的に見なければならない。
そういう社会風潮が芽生えてきた時代なんですね。
それは黒人の少年の母親の姿に、大いに感じてしまいました。

主演二人の演技合戦もすごかったのですが、
この黒人の少年の母親が素晴らしかったんです!
表情といい台詞の一つ一つが突き刺さりました。
このお母さん、ぜんぜんぶれてない!!って。
たった15分くらいの出番でしたが、
あの強気の校長ストリープと一歩も引けを取らない姿は圧巻です。

そして「魔法にかけられて」のお姫様のエイミー・アダムス。
校長を尊敬し、神父様を慕う純粋なシスター。
学校内の不穏な空気に心を痛めるエイミー・アダムス。
この人もこんなに上手い人だったのですね。

ほとんどが学校内のシーン。
メリル・ストリープもエイミー・アダムスも一度もあの黒い帽子を取るシーンはありませんでした。

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素敵な歌と船はゆく 

素敵な歌と船はゆく
「月曜日に乾杯」のイオセリアーニ監督。
これもフランス映画?
な~んともフシギで可笑しい映画でした。
友人のNさんからお借りしたDVD。

初めて見たときは、つかみどころのない映像と展開に、眠くなって途中で断念(スミマセン)
で、今回ずーーーと見てたら、なんだか可笑しくて。
ひとりでほくそ笑んでしまうような映画。

登場人物の生活ぶりが淡々と描かれ、台詞は最小限。
本当に台詞が少ないんです!
ところが、いろんな場面で少しずつそれぞれが繋がっていって、
ゆる~~く、ゆる~~く、お話は進んでいく。
”ケセラセラ~”を映像にして見せたような映画。

生活ぶりというのも、セレブな奥様(ペットがペリカン!)から、物乞いをする青年まで。
リッチに気ままに暮らし、家政婦の若い女の子に手を出す
富豪のじいさん(演じ人は監督本人^^)
ナンパに青春のすべてをかけてる若者。
お金もちなのに、アルバイトしたりいろんな友達と付き合い、
危険な目にもあってしまう若者。

なんとなく撮られてるようで、映像や人物描写は実はすごく計算されてるんだろうな~と
感じさせる映画。
そうそう、映画の中でしょっちゅうワインが登場します。
とくに狩りに出かけるとき、ワインのコルクに栓抜きをさし、
ポケットにグラスを入れて出かける様子に、にんまり。
ワインが生活の中に入り込んでるような映画でした。

このDVDを買ってしまうNさんのセンスに・・・

ぼくの大切なともだち 

bokuno
主演ダニエル・オートゥイユ。
ユーモアがあってほっこりするいいお話でした。

親友っていないでしょ?と仕事のアシスタントに指摘され、
10日以内に紹介するよと賭けをしてしまう中年男の話。

確かに自己中心的で空気読めなくて、
これじゃな~と思わせるオートゥイユ。
そういう人に見えてくるから、上手いんでしょうね~(^^
でも、そんな男にも離婚したとはいえ、可愛い年頃の娘がいるんだ~って思いました。

たまたま乗り合わせたタクシーの運転手に、
親友の作り方を教えてもらうことになる。
このタクシーの運ちゃんがちょっと気が弱いところがあるけどいい人で。

「親友ってどういう人?」というオートゥイユの質問に、
「夜中3時にでも電話できる人」と答えるタクシードライバー。
なんかすごく納得してしまいました。

フランスの女優さんがキレイで見入ってしまいました。
アシスタントの女性もオートゥイユの娘さんも、
会社の窓口の中年女性も。
とくに美人というのではなく、いでたち、ファッション、雰囲気がすごくステキ☆

DVD貸してくれたKさん、ありがと♪

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