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ミス・ポター 

ミス・ポター


ピーター・ラビットの生みの親であるビアトリクス・ポターの生涯を描いたもの。
とても丁寧に描かれてる作品だったな~というのが第一印象。
イングランドの田園、湖水地方も美しい。

今から100年ほど前のイギリス。
上流階級のお嬢様が、親や時代に逆らって自分の生き方を貫くというのは、さぞ大変なことだったでしょう。あのピーターラビットのふんわりとした優しい絵からは想像できない、ビアトリクスの力強い生き方。
彼女をサポートした編集者ノーマンとの悲恋はあまりにドラマティックでショックでした。
プロポーズされた夜、自分の部屋でオルゴールを聞きながらその幸せに涙するビアトリクスが可愛かった…

ミス・ポター


ビアトリクスを演じるレニー・ゼルヴィガーはぴったりの配役。
ちょっと浮世離れした感じで、ちょっと頑固で。
ユアン・マクレガーもその姉のエミリー・ワトソンもよかった~。

ところで、えげつない話で申し訳ないのですが、印税ってすごいですね~。
ビアトリクス亡きあとも今こうしてピーターラビットの人気は衰えませんからね。
しかし、ビアトリクスはそのお金を動物たちや自然保護にあてて英国に貢献したというのはすごい!
彼女の大きな愛情とパワーに感服しました。

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題名のない子守唄 

題名のない子守唄

イタリア映画。予告編で観た時から、とても観たかった映画。
監督がトルナトーレ監督とあったので、予習として「ニュー・シネマ・パラダイス」を観たわけで。
で、さっそく観てきました。

いや~~~、これはすごい映画でした!!
私はかなり好きです。
映像、ストーリー、舞台になる街、役者、音楽。
そのすべてが一つに溶け合ってて、始めから終わりまでスクリーンに釘付けでした。
物語りの結末は決して他言しないで下さいとの監督のメッセージではじまりました。
ネタバレに注意しないと・・・


映画の冒頭にいきなり登場する仮面をつけた下着姿の女性たち。
なにか怪しいものを感じるけど、それがなんなのかわからない。
そしていきなり現実に引き戻される。
ウクライナ出身の主人公がイタリア北部の街で、ある家の家政婦兼ベビーシッターとして働くことになる。彼女には何か目的があるらしい。しかも、彼女に忍び寄る怪しい影。そして時々挟まれる主人公の過去の過激なフラッシュバック。サスペンスタッチに進みながら、観てるものは主人公の過去に何があったのか想像を駆り立てられる。

ほとんど曇り空でモノトーンの港町トリエステ。
主人公の女優さん(クセニア・ラパポルト)の研ぎ澄まされた美しさ。
そして働き口の家庭のまるでお人形さんのような4歳の一人娘。
この子(クララ・ドッセーナ)には息を呑みました!演技もすごい。
さらにエンニオ・モリコーネによる演出の効いた音楽。
緊迫したシーンに流れる心を引き裂くようなバイオリンの音色は印象的でした。
題名のない子守唄


始終ドキドキしながら観てましたが、観終えたあとは不思議なあたたかさが。
ラストは不覚にも涙が出てしまった。

とにかく主人公のロシアの女優さん、子役、研ぎ澄まされた映像が美しかった。
今年観た映画のベスト3に入ると思います。


ニュー・シネマ・パラダイス 完全オリジナル版 

new cinema

89。監督ジュゼッペ・トルナトーレ。
人気作品ですが、今回初めて鑑賞しました。
完全オリジナル版は本編より50分くらい長いそうで、3時間もありました。
正直長かった~~~。2時間半くらいにまとめられたらよかったのにな。
劇場版を知らないので、どの部分が足されたところなのかわかりませんでした。
しかし観たあと調べてオリジナル版で観てよかったと思いました。

映画好きの少年と彼を見守ってくれた劇場の映写室のおじさんとのヒューマンドラマ。
おすぎさんが「チョコレートパフェの上にお砂糖をかけたような映画だ」と言ってたので、どんなにか甘くて泣かせる人情ものかと思ってたら、意外や意外、人生の甘さも辛さも深く見せてくれるヒューマンドラマでした。
主人公のトトを10歳の少年、20歳くらいの青年、そしてそれから30年たったトト(サルバトーレ)と3人の役者が演じます。10歳のトトのあどけなさ、ワル賢っさは本当に可愛いらしい。


第二次世界大戦後のイタリアのシチリア。なんの娯楽もなかった村人にとって映画館は唯一の娯楽。酒を飲みながら、タバコをふかしながら、ワイワイガヤガヤと、仲間や恋人、友だちと連れ立って映画を楽しむ村人たち。
ただし、村人に公開される前に、教会の神父さんが1人で映画を観て検閲をする(笑)ラブシーン、キスシーン、暴力シーンになると鐘を鳴らし、映写室のアルフレードに知らせ、アルフレードはそのシーンのフィルムをいちいちカットしてつなげなければならなかった。当然観客はキスシーンがカットされててがっかりして騒ぎ出す(笑)
実はこのエピソードがあとになって大きな感動に繋がるのですが・・・

はじめは仕事が嫌いだったけど、お客が喜んでる笑顔を見るのが生きがいになったという映写技師のアルフレード。そんなアルフレードが大好きで毎日映写室に通い映画にのめりこむトト。やがて彼はシチリアを出て、ローマで映画監督として大成するのですが、彼の原点はこのシチリアの映画館(シネマパラダイス)にあったのです。

トト(サルバトーレ)の映画にかける情熱を軸に、アルフレードとの友情、叶わなかった恋愛、そして女手一つでトトと妹を育ててくれた母との関係が丁寧に描かれてます。
30年ぶりに再会した母の、今になって知る母の愛には泣けました。そして劇場版でカットされたという昔の恋人とのエピソードはとてもほろ苦く、リアル。サルバトーレにとっては唯一の人生の悔恨の思い出。しかし、暗くてさもすると後ろ向きになりそうなお話が、素晴らしいエンディングで一気にあたたかい気持ちに包まれます。中年のサルバトーレを演じた役者さんの素晴らしさにもよるところ大です。

生きてきたすべてが人生なのだ。
やり直しもできないし、亡くなった人と二度と会うことはできないけど、生きてきたすべては愛すべきものだったのだと教えてくれる気がしました。
大きな感動作というより、観たあとしみじみとさせられる作品でした。

マーサの幸せレシピ 

マーサの幸せレシピ

ドイツ映画。
とっても後味のいい映画でした

シェフとしては一流でプライドの高いマーサ。でもどこか人付き合いが苦手。
そんなマーサが突然亡くなった姉の8歳の娘を引き取ることになる。
そして職場ではやたらテンションの高いイタリア男がマーサのライバルのように登場。
小さな姪っ子と心通わせられない苦悩や職場での悩みを抱える毎日。
でもまわりの人間によって少しずつマーサの人生観が変ってくる。
映像はクール、でも物語は暖かかった

ハリウッド映画でもマーサ役をキャサリン・ゼタ・ジョーンズでリメイクされ、もうすぐ公開になりますね。マリオの役はアーロン・エッカート?それはそれでキャスティングに惹かれるのですが、でもこの映画は主人公のマーサがドイツ人で、もう1人のシェフのマリオがイタリア人だということが大きなポイントだよな~と思いました!
生真面目で仕事きっちりのマーサと、陽気でちょっといい加減で人生楽しまなくちゃのマリオ。正反対の二人がいいんですよ。

私のお気に入りのシーン(ちょっとネタばれ)
放課後、姪のリナをマーサは職場のレストランの厨房につれてきます。母を突然失ったショックで、リナはマーサの家に来てからまったく何も食べようとしない。
厨房の隅のカウンターにちょこんと腰掛けたリナの傍で、マリオが忙しい合間をぬって賄い料理のスパゲティを食べる。さっと茹でたスパゲティにバジルと粉チーズを無造作に素手でパラパラかけて、リナの隣でむしゃむしゃ食べる。「う~~~ん!ボーノ!ボーノ!」といいながら(笑)この姿が可愛くて~!!だって本当に美味しそうに食べるのですもの~。けっこうなオヤジなんですけどね。
それを見てるリナの目も興味津々。。。このオヤジやるな~って思いました

先日読んだ村上春樹の「遠い太鼓」でも『イタリアの男は、食べることとしゃべることと、女を口説くことしか考えてない』とあったけど(笑)、これに『空気が読める』が加わればもう言うことなしじゃないかな?ってマリオを見て思いました。
いつも言ってるけど、やっぱり幸せはおなかからって思うんですよね

音楽もステキでした。
キース・ジャレットも担当してたんですね

DVD「ゴーストライダー」メイキング&コメンタリー 

ゴーストライダー

メイキング、最高でした~
ニックもノリノリなら、監督のマーク・スティーブン・ジョンソンもそう!
いや、監督のほうがずっとかも(笑)
ニックと同じくらい、ゴーストライダーのファンだったようです。
ちなみに二人は同い年。
大好きな者どおしが、あれやこれやアイデアを出し合って作り上げた映画って感じ。

撮影時の監督の目が忘れられません。
まるで好きなことに夢中になってる子どもの眼差しでした。
そして、ニック演じるゴーストライダーの可笑しな行動に
「コイツ、変なヤツ~!、最高だよ♪」っていう笑顔がまたまた最高
いえ、監督の望むところをおさえてるニックが素晴らしいのよね~。
初めて観たとき、かっこつけてるけどどうみても笑えるのは何??と思ったのは彼らの意図したことだったと知り、安心して嬉しくなりました(笑)

しかし、アメコミの世界に真剣に取り組むスタッフや役者のプロ意識には感動します。
監督が、スターならやりたくないこともニックは平気に演じてくれるってとこも感動しました。ニックはすべてさらけ出してくれるって。これはエリザベス・シュー(リービング・ラスベガス)も言ってたけど。

監督のコメンタリーで、ジョニーがゴーストライダーに初めて変身するシーンのことを言ってました。
あのシーンはこの映画の超目玉でしょう。
悪魔に魂を売ったばかりに、自分の意思とは関係なく変身を余儀なくされるジョニー。
でも、その変身はジョニーには苦痛だけど、魂も体も解き放されるゴーストライダーにとっては快感なのだと解釈したニック。だからあの変身シーンのニックは苦悩しながらも不気味な笑みを浮かべながら炎に包まれながら変身していくんですよね~
いや~~、感動しますあのシーンとニックの深い解釈に。監督も感心してました。

あと、コメンタリーでは、随所にニックのアドリブがあったこともばらしてました(笑)それを受けるエヴァ・メンデスも頑張ったみたいで彼女も楽しい人なのね~と好感持ちました。みんな、ほんとに楽しんでたんですね~。

共演者の悪役ウェス・ベントレリーが骨太な役者だってことや、渋いサム・エリオットは観たとおりのいい人だということも知り、嬉しかったです。
なかなか見応えのあるDVD2枚組みです。というか、コメンタリーは監督編と製作者編の2本もあるのです。15分増しの本編のほかに。まだ全部観てませんが、しばらく楽しめるDVDです。
まあ、所詮アメコミはアメコミなんですけど、どうしても熱くなってしまいますねっ

「遠い太鼓」 村上春樹 

遠い太鼓

「ある日突然、僕はどうしても長い旅に出たくなったのだ」
40歳になろうかというときだった。
村上春樹が’86~’89に過ごしたヨーロッパでの3年間を綴ったエッセイ。
主にギリシャの島での生活がメインですが、イタリアでの生活にも触れてます。
南ヨーロッパの人たちののんびりした生活ぶり、そしてそこで過ごした日常が面白おかしく綴られてます。人間描写が細やかなのもそうだけど、行く先々で出会う犬猫の描写も楽しい。
慎ましやかなギリシャ人、いい加減で能天気なイタリア人。そのほか彼が旅で出会うヨーロッパの人たちの特徴を捉えたくだりも興味深い。やはり国民性ってあるものみたいですね。
ワイン好きとしましては、行く先々で著者が楽しむワインにゴクリ。そしてその土地ならではの料理。
こんな旅ができたら最高だな~と思わせるエッセイ。


時には大笑いしてみたり、小説家としての行き詰った心情を綴ってるところでは神妙になったり、つまらないことで夫婦喧嘩になってしまう場面ではニヤニヤしたり、すごく引き込まれる内容ではないけど、ついつい楽しくて読み終えてしまいました。
もし、ギリシャ旅行をすることがあったらオススメの1冊。
ギリシャの島で書き上げた小説が「ノルウェーの森」。
このエッセイを読んだあと、また小説を読み直してみるのもいいな~と思いました。

ただ、イタリアに興味があったものとしましては、いかにイタリア人がいい加減なヤツが多いかとか、ローマでの生活事情の酷さにちょっと幻滅してしまったのですが、なんだかんだ言いながら「ほんとに可笑しな国だ」となんとなく憎めない言い方をしてるのに救われました。
『いい人だったけど、顔が思い出せない』人ではなく、『けっこうあつかましくて、適当なヤツだったけど、今でも顔ははっきり覚えてる』というタイプの国。もう一度行ってみたいと。

あと、トスカーナ地方の素晴らしさ、とくにキャンティワインが美味しいとあったのが気になりました。そういえばイタリア語教室の先生もワインはキャンティが一番といつも言ってる(笑)ワインにあまりこだわりはないのですが、とっても飲んでみたくなり、今日出かけたついでにキャンティ・クラシコ買ってきました!自分用ワイン2千円は私にしては大奮発!どんな味かな?楽しみ~~~♪

ウィッカーマン 

wicker man1

初日初回行ってきました!新宿オデオン座。
私たちの前にはすでに10人くらい並んでました。
お客さんの層は中年が多い?男性のほうが多かったです。
1日の映画デーのせいか、劇場は7割がた埋まってました。
なにしろ都内ではここしかやってない。


1973年のイギリスの同名作品のリメイク。
何年か前にニコラスがこの作品に出ると聞いてすでにチェック済みでした。
救いようのないストーリーにショック受けたのだけ覚えてます・・・
この映画に出るのか~~~と。

で、本作のリメイク作品。
舞台はイギリスの小さな島からカリフォルニアへ。
白バイ警察官の主人公(ニコラス)は、ある事故から母子を救えなかったことから自責の念にかられ精神不安定な状態になっていた。そこへ、7~8年前に姿を消した婚約者から、行方不明になった娘を探してほしいと手紙をもらう。
彼が訪れたのは個人の所有になってるワシントン州の小島。ところが島には不思議な空気が漂い、住民もみな怪しい様子を呈してる。謎めいた島で失踪した少女探しに奔走するニコラス。しだいに真相が見えてくるのですが、、、、そのラストはあまりに衝撃的!

オリジナルの宗教とエロスをとりまぜたカルト的な雰囲気はなくなってましたが、主人公がどんどん追い詰められ神経がやられてく様子と不気味なサスペンスタッチな作り、そしてラストが見ものです。追い詰められていく人間をなりふり構わず(!)演じるのは、もうニコラスのおはこではあるのですが、こりゃちょっと辛かったですね~~。

ニコラスはこの映画制作にもかかわってて、彼の映画会社サターンフィルムの名前も挙がってました。「シャドー・オブ・ヴァンパイア」といい、「ゴーストライダー」といい、ニコラスはちょっと現実離れしたダークな世界が好みなんだな~と実感。
ちょっと怖い話が好きな方で、オリジナルを知らなければ、このサスペンススリラーはかなり楽しめると思います!
あ、ジェームズ・フランコがちょこっと登場します♪

映画としてなかなか楽しめたけど、ファンとしては、ちょっと色気のある役のニコラスが観たいね~、最近そういうのに出てないよね~と、鑑賞後のファンのつぶやきでした…

なんだかんだ言いながらも、ぴあの出口調査に遭遇し、総合点90点つけてきました!(笑)
ファンの欲目。

■大いに共感した批評
http://intro.ne.jp/contents/2007/09/04_1350.html


オーシャンズ13 

オーシャンズ13

「オーシャンズ11」から始まって、シリーズ3作目。
シリーズものということで期待半分だったのですが、これは満足しました。
「12」より面白かった!

ストーリーがシンプル。
豪華キャスティング。
男中心のストーリー展開。客引きの女優さんが出てこなかったのもいい。

映画は予想外に地味な始まり。
でも、ブラッド・ピットがさっそうと歩く姿に頬がゆるむ
歩く姿がきれいな人大好きです!
かっこいいですね~、あの雰囲気、あのオーラ

今回の悪役はラスベガスのホテルオーナーのアル・パチーノ。
先日観た「ヴェニスの商人」でもコテンパンにやられた役だったけど、
今回もあの手この手でオーシャンズにしてやられる役。いや~お気の毒。
でもやっぱりアル・パチーノって存在感あるし、なんて渋い役者さんなんでしょうね~。
アンディ・ガルシアも渋くてステキだった~。
ブラッド・ピットに感じる魅力とは別の魅力を備えた人たち。
そうですね~~。ブラッド・ピットは、観ててシートから背を離しオッと身を乗り出し、
頬がゆるんできてハッピーな気持ちになる人
アル・パチーノやアンディ・ガルシアはシートに深く腰掛けて「いい男だね~」と
しみじみ悦に入ってしまうタイプと申しましょうか(笑)
え?ニコラスですか?
そりゃ~、両方です(笑)
さらに嬉し恥ずかしで両手で顔を抑えてしまうことしばしば、あは!

そうそう来日時ではジョークばっかりで引き気味だったジョージ・クルーニーもかっこよかったです。クールに仕事を運ぶ男と思いきや、心優しい面も見せてくれてなかなか奥深い人間像でした。

トリックや映像、音楽もかっこよく、楽しめた1本です。

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