「死神の精度」 伊坂幸太郎 

sinigaminoseido
人気作家、伊坂幸太郎の本をはじめて読みました。
いや〜〜、面白かったです!!

読みながらジャズが聞こえてくるような・・・♪
とってもムードのあるお洒落な物語。

天使は図書館に集まり、
死神はCDショップに集まる。

このフレーズだけで惹かれるものがありました。

6つの短編集ですが、
ひとりの死神がその任務を遂行するため、
姿を変えてターゲットになる人物に近づく。

死神が仕事をするときはいつも雨。

決して暗い死を連想するお話ではなく、
それぞれに人間ドラマがあり、
死神には感じ取れない人間の感覚がある。
それを受け止める死神の心情が新鮮で、しかもとってもクール。

映画では金城武が主演したんですよね。
どんな映画になったのかな。

ぐるりのこと。 

gururi
夫婦のお話でした。
カナオと翔子。
よく映画という形にできたなと思います。
カナオの仕事が法廷画家というのも興味深かったです。

この映画、若い人が見てどう思うかな?
夫婦間の言葉に表せない気持ち、想いが行間にいっぱいあふれてました。
感想が書きにくいです。

主演の木村多恵とリリー・フランキーはすごかった。
会話や生活の中のしぐさがとてもリアル。
本当に夫婦みたい。
リリーさんは初演技とは思えない上手さ!
地でやってるみたいにも見えた。
複雑な精神状態を演じる木村多恵さんは、役になりきってましたね。
彼女の不安定さがひしひしと伝わってきて辛かったです。

しかし、つくづく思いますね〜。
結婚生活って築きあげていくもんだな〜って。
1年2年、そして10年、20年、夫婦をやっていくうちにその夫婦の形ができてくる。
夫婦といえども、そこには気遣いやいたわりは必須なわけで。
そしてその途中には、必ずハプニングはつきもの。
まして精神的に片方が追い込まれたら、けっこうキツイ。。。

「どうしてこんな私と一緒にいてくれるの?」と妻は言う。
「一緒にいたいから。君が好きだから」と夫。
なかなか言えません。。。

妻の母親に甲斐性なしの男なんて言われてたけど、
カナオがとっても優しくて大きくて嬉しかった。
つくづく”優しさ=強さ”だと思います。
自分自身が揺るがないことってけっこう難しいことだから。

翔子の描く日本画が美しくて見とれてしまいました。


映画ファンなら一度は訪ねてみたいCAFFE 

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週末、名古屋に行ってきました
初名古屋です。
友人にステキなCAFFEレストランに連れて行ってもらいました。
お昼時でちょっと混んできて、自由に動き回れなかったのですが、
私が座ったカウンターからいくつか写メを撮ってみました。
「トゥルー・ロマンス」や「キル・ビル」の大きなポスター、
「デスプルーフ」「プラネットテラー」の名場面コーナーなどから、
きっと店長さんはタランティーノのファンなんだな〜と
友人が前きたときと、少しポスカが違ってると言ってました。
ときどき入れ替えられているんですね☆

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ニコラスの映画もけっこうたくさん発見しました
友人がニックのアップ率高いんよ〜って(笑)
私のテーブルの目の前にも
ブルーベリーのデザートメニューにはしっかり「マイブルーベリーナイツ」の写真が
店長さんオススメの映画や、最近の映画のコメントも手書きで貼ってあったりして
とっても楽しい。
時間を忘れてしまうお店でした


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告発のとき 

kokuhatunotoki

実話を元にした物語。
ドッカ〜〜〜ンと胸に迫る映画でした。
国旗を逆さまに掲げるってどういう意味があるのか初めて知りました。
『助けてください。この窮地から救ってください』という意味だそう。


もと軍警察官だったハンク(トミー・リー・ジョーンズ)のもとに、イラク戦争から帰還した息子が行方不明になったと一報が入る。軍規約に反するなんて、自分の息子にはあり得ないことだと、ハンクは自ら息子を探す。とき同じくして、ある兵士の惨殺死体が発見される。それは息子なのか?
閉鎖的な軍警察と対立しながら、ハンクは地元の女刑事シャーリーズ・セロンの協力を得て独自に調べるが、調べていくうちに予想もしない事実に直面する。
サスペンスタッチに進みながら、その奥にある信じられない闇の部分に驚かされる。
イラク戦争がもたらした悲劇、矛盾。
どこに何をぶつけたらいいのか。

脚本は「クラッシュ」のポール・ハギス。
納得です。上手いです。
片時も目を離させない流れ。
登場人物の怒り、異常さ、苦しみ、いい加減さ、そういうものがとにかくリアル。
ことの重さが胸に迫ってきます。
こういう映画をサミット会場で世界の首脳陣が見たらどう思うのだろう、なんて思ってしまった。

トミー・リー・ジョーンズって何やっても自然にはまる人ですね。
生真面目で几帳面な男を、セリフ以外の生活習慣で何気なく見せてくれるのですが、それだけで彼の人柄が伝わってきます。
そしてさらに素晴らしかったのが、男社会の中で毅然と仕事をこなす女刑事シャーリーズ・セロン。
「モンスター」でキャラクター俳優であることを実証し、そのあとの「スタンドアップ」では感動の演技を見せてくれました。今回もシングルマザーである母の部分と、まっすぐに仕事に向かう強い部分を見事に演じてます。地味だけどカッコいいです!

しかし、ここに描かれていることは今もなお現在進行形のことだとしたら。
何とかしなくちゃダメだよ〜と誰だって思うはず。
でも何をどうしたらいいんだろう。
戦争は人間を芯から壊してしまう。
帰還した若い兵士が「イラクへ戻りたい」と言った言葉がショックでした。

ラストシーンでハンクは国旗を逆さまに掲げてテープでくくりつけます。
彼の心の叫びが伝わってきました。



イースタン・プロミス 

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ロンドンの病院に流産しかけた少女が運ばれる。
少女は亡くなり、赤ちゃんは助かる。
助産婦のナオミ・ワッツは少女の所持品の手帳から身元を捜す。
行き着いたのは彼女が働いていたロシア人が経営するレストラン。
そこの運転手と名乗る男ニコライ(ヴィゴ・モーテンセン)に深入りするなと言われるが・・・

ロシアンマフィアの実態を描くハードボイルド。
市民であるナオミ・ワッツが闇の世界に巻き込まれる恐怖。
そして、ロシアンマフィアの血みどろの抗争の恐怖。
物語が進んでいくうちに、真実に気づかされる上手い作り。
ぞくっとしました。
素晴らしい構成です。

武器となるものが銃ではなくナイフなので、その手口や惨状は正視できないほど。
私の横の30代の女性はエグいシーンが出るたび、何度も驚愕の声をあげて、
私はその声で現実に引き戻されて、なんだか興ざめ・・・

いやいや、ヴィゴ・モーテンセンの凄みは凄まじいものがありました。
表情、たたずまい、隙のない強健な体!!めちゃめちゃ体つくったんですね〜〜。
サウナ室での彼の全裸の格闘シーンはど迫力。よくやったなぁ。
真っ裸でいるときに、大男ふたりにナイフでかかってこられたら、たまったもんじゃない!!
それとロシア語なまりの英語や自然なロシア語のセリフ。
この役作りはそうとうなもんだったのでしょうね。

ど迫力のヴィゴも素晴らしかったけど、
出来の悪いボスのせがれのヴァンサン・カッセルがめちゃめちゃよかった!!
頭のキレる手下のニコライ(ヴィゴ)と出来の悪い息子。
ファザコンで気の小さいヤツだけど、ニコライを兄貴のように慕ってる。
あぶないキャラではあるけど人間味ある男を好演してました。
ちょっと見直しました、ヴァンサン・カッセル。

「題名のない子守唄」もウクライナからの移民の悲しい現状が根底にありましたが、
この映画もロシア移民の貧しさがベースにあります。
さらにマフィアの継承問題も絡んで。
緊張感がつづく展開、そして観終わったあとは、その顛末に深〜〜いため息がでてくる
見ごたえのある作品でした。


ミラクル7号 

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どん底の貧乏生活の父と息子。
でも、父親は息子にチャンスを与えたいと、身分不相応な私立の小学校へ通わせている。
「うそはつくな。けんかをするな。一生懸命勉強して人の役にたつ人間になれ。」
それが父ちゃんの口癖。
靴が壊れると父ちゃんがゴミ捨て場から拾ってくる、1枚しかない制服、
そんな生活でも、学校でちょっぴりいじめられても、
息子のディッキーは父ちゃんが大好きな明るい少年。

ところがある日父ちゃんがゴミ捨て場から得体のしれない生き物を拾ってくる!!
これは宇宙人なのか?!
この得たいの知れない生き物に、ディッキーはミラクル7号と名づける。
通称ナナちゃん♪
ナナちゃんとこの親子の愛のファンタジーとでも申しましょうか・・・
このナナちゃんが、めちゃめちゃ可愛い〜〜〜!!
その動きはまるで子犬のよう
顔は毛がふさふさ、目はまん丸、体は緑色で変幻自在に動く。
喜怒哀楽を大きな目玉と小さな口で、めいっぱい表現するナナちゃん♪

果たしてナナちゃんは、この親子に奇跡をもたらすのか〜〜。
チャウ・シンチーの特撮アクション、CG交じりのナナちゃんの動き、
ホロッとさせる親子愛、いえナナちゃんの献身的な愛
そして、ぶったまげる子役の演技。
ちょっとヘンテコな映画でしたが、とにかく面白かった〜、可愛かった〜〜(笑)
たまにはこういうのもいいですね〜〜。
この映画、なぜかほとんどの劇場が吹き替え版なんですよね。


劇場は、私と友人のほかは、一人のおじいちゃんと中年の男性のたった4人でした
私がギョエッとして、そのあとバカウケして笑いが止まらなくなってしまったのは、
親子のゴキブリ攻撃合戦!!
これはすごかったですよーーーーー!!(笑)




みらくる2



ネタバレ

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